スーパーマリオ64実況プレイ ルールの詳細と人物紹介
本シリーズのプレイ環境、ルールの詳細 および 登場人物についての紹介です。
プレイ環境
本シリーズを制作するにあたり、バーチャルコンソールで配信されていた「スーパーマリオ64 振動パック対応版」を Wii U でプレイしています。動画内でも、同じ環境でIAがプレイしているものとしています。
オリジナル版、つまり日本で最初に発売されたバージョンとは一部(音声、グラフィック、バグの有無等)異なりますが、普通にプレイする分には、テキストをA(ジャンプ)ボタンで表示できる点を除いて特に変わりはありません。
後述するルールを課したいわゆる「縛りプレイ」の一種であり、動画内ではIAが初挑戦している体となっていますが、実際には初でなく、情報収集 および テストプレイ(通称ロケハン)を事前に行い、攻略法を確立した上でプレイしています(注1)。動画が不必要に冗長となるのを防ぐためと、ルールの解禁をできる限り少なくするためです。
ルールの詳細
本シリーズで定めた(注2)「ゆる〜い縛り」の内容は以下のとおりです。違反した場合、一部を除き「わざとミスしてやり直し」のペナルティーが科されます。
- 敵を倒さない(ボスを除く)
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ボス以外の敵キャラクターを倒すことを禁止します。意図して倒すことはもちろん、「着地点にたまたま敵がいて踏みつけてしまった」といった過失によるものも当てはまります。
- BボタンとZボタンを押さない
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B(パンチ)ボタンとZ(しゃがみ)ボタンのいずれか または 両方を押す必要のあるアクションをすべて禁止します。具体的には、パンチ、キック、物を掴んで投げる行為、ヒップドロップ、走り幅跳び、バック宙、しゃがみ、ハイハイ……などが禁止されます。
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ヒップドロップが不可能となるため、着地・着陸の制御が難しくなるほか、落下ダメージを回避できなくなります。また、走り幅跳びが不可能となるため、大きな穴を飛び越えるのが困難になります。
敵を倒さないルールと同様、攻略上必須の場合はそのアクションに限り解禁します。例えば、ボムキング戦では掴んで投げるアクションが、バッタンキング戦ではヒップドロップがそれぞれ解禁されます。
なお、赤ボムへいやキノピオに話しかける、看板を読むといった「テキストの表示」を行う操作はAボタンで行っているため、このルールには抵触しません(注5)。
- 1upキノコを取らない
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コース内外を問わず、1upキノコに触れることを(一部例外を除いて)禁止します。
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触れてしまった場合、増えたライフを元に戻す措置が取られます。つまり、キノコ城内や「おしろのかくれスター」のコースで触れた場合、コースアウトではライフが減らないためわざと体力を0にします。
なお、「ほのおの うみの クッパ」と「チックタックロック」の正規ルート上に出現する追いかけてくるキノコに限り、取っても良いことにしています。それらの出現・取得を回避しながらのプレイが、本シリーズのコンセプト「ゆる〜い縛り」と相反するためです。
- クルクルハートを使わない
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クルクルハートに触れることを禁止します。
体力回復はもちろん、触れること自体も禁止されるため、1upキノコ同様事実上の「触れてはいけない障害物」となります。
- 可能な限り正規ルートを辿る
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開発者が想定した「正規ルート」での攻略を基本とし、大砲、テレポート、はね帽子、コウラ、壁キック、宙返りなどによるショートカットや別ルートの使用を原則禁止とします。
より詳しく…
厳格にしすぎると本シリーズのコンセプト「ゆる〜い縛り」に反するため、プレイ時間がほとんど変わらない軽微なショートカットは許容します。また、以下の場合は別ルートを辿っても良いことにしています。
- スタート地点に戻る方向の(落下やテレポートによる)ショートカット。
- 他のルールを解禁しないと正規ルートを辿れない場合。
- 正規ルートを辿っての後戻りが不可能 もしくは あまりにも冗長な場合。
- すべてのパワースターをコース順、ミッション順に取る
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メインコースを番号順 (1〜15) に攻略し、パワースターをミッション番号順 (1〜6) に取得します。100枚コインのスターは最後のミッションとみなし、ミッション6の後に単独で挑みます。
より詳しく…
正規の方法でクリアできないことが自明な場合(注6)に限り、パスして後で攻略します。また、クッパコース および 「おしろのかくれスター」のスターを取るタイミングは制限していません。
どちらかというと、このルールは「縛り」というより、視聴者への分かりやすさを重視して設けました。
なお、このルールに限り、違反した場合は「リセットしてやり直し」のペナルティーを科すことにしています。全コース、全ミッションの順序を把握しているので、まず起こり得ないと思いますが……。
……ルールが多いため、どこが「ゆる〜い」のか疑問・不審に思う方もいるかもしれません。 しかし、これだけ制限しても、ノーダメージ、ノーコイン(注7)のいずれかだけを課したプレイよりもまだ簡単です。
人物紹介
メインキャラクター
【 IA 】 - プレイヤー(注8) 〇〇生まれ、日本育ちの大学1年生。 同じ大学に通っている結月ゆかりと現在同居中。同居に至った経緯は不明。 スーパーマリオ64は1度だけ完全クリア(=スター120枚取得)した経験があり、今回が2度目の挑戦。TAS等のスーパープレイに関する知識は皆無。 容姿端麗で表情豊かな反面、全体的にゆるく天然なところも……。 |
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【 結月ゆかり 】 - アシスタント・解説 IAの友人。IAとは高校1年生のときからの付き合い。 性格・言動ともに至って穏やかだが、小学1年生のときからゲームをプレイしており、腕前は全体的にIAよりも上。スーパーマリオ64に関する知識も豊富。 声の艶っぽさと記憶力の高さに定評がある。紅茶が好物で、IAにもよくミルクティーを淹れている。 |
作中で話題になった主な人物
本シリーズにIA・ゆかり以外の人物は登場しませんが、読み上げソフト(Voiceroid・CeVIO等)由来のキャラクターがほぼ毎回話題に上がります。それらの人物を(すべてではありませんが)一覧にまとめました。
なお、プレイ内容には直接関わっていないため、ゲームプレイの視聴が主であれば知らなくても問題ありません。
表示(ネタバレ注意)
【 ギャラ子 】 IA・ゆかりの高校時代の同級生。 スポーツ全般が得意で足も速く、かつ高身長でスタイルも良いため、憧れていた生徒も男女問わず多かった(IAもその一人)。 |
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【 すずきつづみ 】 IA・ゆかりの高校時代の同級生。 大の読書好きで何でもそつなくこなす優等生。親友のさとうささらに勧められてプレイしたスーパーマリオ64DSの腕も、あっという間に彼女を超えるほど上達。 |
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【 さとうささら 】 IA・ゆかりの高校時代の同級生。 アニメとゲームが好きな、親友のすずきつづみや当時のクラスメートいわく「天然」な子。プレイスタイルは全体的にライトで、完全クリアなどにはこだわらない。 |
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【 桜乃そら 】 IA・ゆかりの高校時代の下級生。眼鏡が特徴。 容姿・声質・口調どれを取っても年下とは思えないほど大人びており、IA・ゆかりからも「そらさん」と呼ばれている。 |
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【 弦巻マキ 】 ゆかりと同い年の幼馴染。IA・ゆかりとは別の高校卒。 校内バンドの元リーダーであり、エレキギターの演奏技術、男子釘付けの容姿、明るく親しみやすい性格などから人気を博していた。 ゆかりが呼び捨てで呼ぶ数少ない相手。 |
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【 東北じゅん子 】 ゆかりとマキの幼馴染で、高校2年生。マキが卒業した高校に在学中。 自他共に認める大のずんだ好きで、「ずん子」の愛称が定着している。将来の夢は、秋葉原にずんだカフェを開くこと。 ※ 本作のずん子にずんだアローの能力はありません。 |
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【 東北きりたん 】 じゅん子(ずん子)の妹で、小学5年生。 引きこもり気質で友達は少ないが、IA・ゆかりとはゲームの話やプレイを通じて打ち解けた。時間を忘れてゲームにのめり込むことが多く、学校の成績は芳しくない。 ※ 本作のきりたんが同人誌の世界を知っているかは不明です。 |
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【 東北イタコ 】 じゅん子(ずん子)の姉。マキいわく「敵わない人」。 19歳にして優れた降霊術の使い手であり、見た目も声もどことなく妖艶。ホラーが大の苦手なのが玉に瑕。 ※ 本作のイタコに狐耳はありません。 |
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【 音街ウナ 】 きりたんのクラスメート・友達。 きりたんとは対照的なアクティブな性格。ホラーが苦手であり、スーパーマリオ64の「テレサのホラーハウス」をきりたんに代わりにプレイしてもらったことがある。 小学生にしてウナギへの造詣が深い。 |
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【 琴葉葵 】 IA・ゆかりと同じ学部に在籍している大学生。 しっかり者で真面目な性格だが、姉の茜いわく「とても怖がり」。茜とは髪色以外瓜二つであり、会って驚かれることも多い。 |
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【 琴葉茜 】 葵の双子の姉。関西弁が特徴。 笑顔を絶やすことのない、おっとりのんびりした性格の持ち主。ゆかりとは初対面で意気投合し、SNSを通じて度々会話している。 |
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【 紲星あかり 】 ゆかりのいとこで、高校1年生。 好奇心と食欲が旺盛な明るい性格の持ち主。メイド服を着たことがあるというが、その経緯や目的は不明。 |
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【 小春六花 】 IA・ゆかりの高校時代の下級生。放送部に所属。 放送部入部のきっかけは、入学して間もない頃にゆかりの校内放送を聞き、憧れたこと。ゆかりが卒業した今でも慕っており、SNSで時折会話している。 |
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【 夢前月夜 】 IA・ゆかりの高校時代の同級生。 古風な名前・物腰、日常的に和服を着用しているなど世間離れした雰囲気の持ち主だが、キャラクターグッズに関心があるなど今時の少女らしい一面も見られる。 ※ フリー素材キャラクター「つくよみちゃん」を上記の設定で使用しています。本キャラクターについての詳細はつくよみちゃん公式サイトをご覧ください。 |
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【 ONE(オネ) 】 IAの妹。IAが卒業したのとは別の高校に在学中。 ゆるく天然気味なIAとは対照的な、生真面目な性格。やや心配症の気があり、IAがゆかりと東京に出かけると知った際も、「ある事」を警戒するようゆかりに忠告している。 |
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【 結月ゆかりの母 】 フルネーム・職業不明。 ゆかりが大学に入学するのを機に、それまで「時期尚早」として禁止していたゲーム配信活動を制限付きで許可。以後、娘の活動を親としても、フォロワーとしても静かに見守っている。 ゆかり・IA等ごく一部の人物にしか明かしていないが、母とは異なる「別の一面」を持っている。ゆかりにとって、配信内でそれに触れることは「禁忌」らしい。 |
- (注1) 動画内ではゆかりが(IAのいない所で)行ったという設定です。要所要所でゆかりが行うアドバイスも、このテストプレイを基にしています。
- (注2) 動画内ではゆかりが提案したことになっています。
- (注3) 100枚コイン集めにおいても、敵を倒すのは他のルールを解禁して集めてもコインが足りない場合に限ります。
- (注4) ただし、消失した敵のコインは取得できません。
- (注5) オリジナル版ではBボタンが必要な操作ですが、本シリーズでプレイした振動パック対応版はAボタン・Bボタンの両方に対応しています。
- (注6) 具体的には、特定の帽子が必須の場合と、他コースのクリアが必須の場合の2通りあります。
- (注7) それぞれ、水中の体力減少以外でダメージを受けてはならない、攻略上必須の場合や絶対避けられない場合を除きコインを取ってはならない、というルール。
- (注8) フルネーム不明。動画のオープニングでは「IA -ARIA ON THE PLANETES-」と紹介していますが、これは視聴者向けの“メタな”名前です。